七十二候42 穀禾稔 こくもつ みのる

2019年9月3日

第42候は9月3日(火)から7日(土)の期間です。

先日、HBCさんが主催している文化塾に行ってきました。
ゲストは雅楽師の東儀秀樹さんです。

笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)の
三種の管楽器を使ったミニ演奏会もありました。

飛鳥時代に日本に渡って来てから
ほぼその形は変わらず、また
その音色も千年以上の時を経ても
ほぼ変化してないんですって。

 

だからでしょうか。
その音色を聞くと
どことなく
昔懐かしい情景が蘇ってきて
胸がキュンとします。

 

東儀さんのお話の中で
小学校の音楽の教科書から
「叙情歌」がなくなっている事を知りました。

たとえは
卒業式の定番
「蛍の光」「仰げば尊し」や
「村祭り」などなど・・・。

何でも、理解できない昔の言葉や
いいまわしなどが多い為
「無駄」とのお達しがあったのだとか。

私は
祖父や祖母らから、意味もわからず
口頭伝承でそのまま覚えていました。

大人になって、その意味を知ったり
聞き違いによる笑ってしまうような勘違いが
多々発覚(汗)。
空耳アワーに投稿できそうです。

それにしても
何だか、
淋しい話ですね。

 

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