七十二候30 半夏生 はんげしょうず
2021年7月5日
こんにちは
「はいけい72候」へようこそ
私は
SICSという
カラーイメージコーディネイト研究会で
主宰の宮内博実先生から
感性マーケティングを学んでいます
色とイメージの関係を正しく理解するため
117の形容詞を9つのイメージに
分類し、分析するのですが
色のイメージと
配色の難しさを毎回ひしひしと感じています
先日の講義の中で
たまたま24節気の話になり
各月の節気と北海道の気候や
くらしの表現は
ズレている月があるけれど
北海道オリジナル季節の節目や
うつりかわりを表現するのは
むずかしいだろう、との言葉を聞いて
ふと、思い出しました
この72候のイラスト作者のBin氏は
北海道と真逆の地域在住で
いつの日か
北海道の72候のイラストを書くよ、と
話していたことを。
そんな
第30候は 半夏生(はんげしょうず)
その時期は
7月2日(金)〜6日(火)で
和暦では5月23日から27日 頃
私自身、アウトドア派ではないので
もともと自然とか生き物にとても疎いのですが
それにしても72候に出てくる
植物や花、生き物などは
往々にして
聞いたことない、見たことのないものが
多いと感じています
半夏生もそのひとつで
北海道には生息していない植物です
唯一
百合が原公園の温室で展示している様子
その頃の行事といえば
秋まきの麦を収穫し
新麦で団子やうどんをつくって 収穫を喜び
麦がらを燃やし
畑の土への栄養にするなど
一区切り感があります
北海道は
麦の取入れが7月20日過ぎるので
半夏の団子やうどんは
前年に収穫されたものを用いるそうです
半夏生も生息しないことと
収穫時期のタイムログのせいか
この行事は根付くことはなく
徐々に薄れていったようです
72候北海道版があるとしたら
第30候の半夏生は
不採用という事になりそうですね
今日はこれでおしまいです
最後までお付き合い
ありがとうございました