七十二候25 蟷螂生 かまきりしょうず
2021年6月5日
こんにちは
はいけい72候へようこそ
24節季は芒種にかわりました
聞き慣れない言葉ですが
稲や麦など
穂の出る植物の種をまく時期を指しています
この頃は全国的に梅雨ですが
その地図に北海道はありません
店頭では
梅を見かけるようになり
赤じそや、焼酎、氷砂糖も
ちゃんとそろって
とっても便利
第25候は
蟷螂生(かまきりしょうず)
6月5日(土)〜10日(木)頃で
和暦では4月25日から5月1日あたり
この頃カマキリが生まれるのだそうですが
北海道で見かけることはごく希
日本自然保護協会の資料によると
オオカマキリとウスバカマキリの2種類は
道南地方に生息分布が記載されています
昨年の11月
岩手県が北限といわれている
チョウセンカマキリが
士別市で
庭木の移動中に2匹発見されたと
北海道新聞の記事にありました
(士別市は旭川と名寄の間ほどに位置しています)
北限超えか?との意見もありましたが
丸瀬布(まるせっぷ)昆虫生態館の学芸員さんによると
庭木か何かに卵がついたまま士別に入り
孵化したのではないか、という事です
2匹とも幼虫で、士別の気温が低いため
成虫になれずにいる状態だとか
カマキリは
秋に植物の茎などに卵を産み付けますが
卵の位置でその年の積雪が予想できると言われています
何を感じて位置決めをするのか
興味深いですし
それを発見した人にも驚きです
長い冬
寒さと冷たさに耐える
卵をつつむ泡状の粘液を
体内から出すって命がけ
なんだか感動的で
カマキリを見る目が変わりそう
本物は見られないので、ネットとか図鑑かな
ということで
きょうはここまで