七十二候22 蚕桑食 おかいこくわをはむ
2021年5月22日
こんにちは。
はいけい72候へようこそ
24節季は「小満」
いのちがしだいに満ち満ちて
日を浴びて輝く季節です
北海道は夏になるすこし前
とても暑い日があります
時には東京より暑くなり
今からこの暑さだと
真夏を乗り切れるかの心配をよそに
肝心の夏が涼しかった記憶が
よみがえってきた
そうだった
暑さは大丈夫だわ と
自分に言い聞かせました。
そんな第22候は
蚕桑食(おかいこくわをはむ)
5月21日(金)〜25日(火)頃
知事公館の
敷地にある「桑園碑」は
ここに桑園開拓の
事務所があったしるし
明治時代に養蚕のための桑畑は
南1条からJR桑園駅あたりまで広がっていて
全道の養蚕農家は
8000戸以上ありました
養蚕農家は、カイコガを飼っていたのではなく
卵を蚕種製造所から仕入れます
その仕入れ先の建物が
北海道開拓の村に保存されていています
明治34年から38年にかけて建築された
「旧田村家北誠館蚕種製造所」は
製造販売を行う傍ら
多くの養蚕技術者を養成しました
絹(シルク)はカイコガという
蛾の幼虫(カイコ)が吐き出すまゆの糸
糸を紡いで染めて加工して
私たちを暑さや寒さから
守ってくれている
何とありがたいこと
きょうはここまで