七十二候33 鷹学習 Taka manabi narau
2020年7月17日
第33候は7月17日(金)から21日(火)の期間で
旧暦では5月27日から6月1日です。
鷹の雛が
親から飛び方や
獲物のとらえかたを教わり
やがて
巣立ちしていく時期。
巣立ちで真っ先に
思い浮かぶのが
私のふるさと 釧路のシンボル
丹頂鶴の話。
NHKのドキュメンタリー番組で
釧路丹頂鶴自然公園で30年にわたり
タンチョウの保護と人工飼育に取り組んできた
高橋良治さんは
飛ぶ行為を知らない
タンチョウのヒナの
巣立ちの日に向けて
自らがタンチョウとなり
飛ぶ事を教えるのです。
題して
「鶴になった男」
〜釧路湿原 タンチョウふれあい日記〜
髙橋さんは
自作の羽根をつけ
自分のことを
親だと思っているタンチョウのヒナと
羽を動かしながら共に走ります。
もちろん
髙橋さんは飛べませんが
繰り返し 繰り返し
ヒナと併走しながら
羽根を動かします。
すこしずつ
体の浮く時間が長くなり
そして
すこしずつ
飛べるようになって
やがて空に羽ばたいてく
感激とともに
ちょっと淋しい複雑な気持ちで
涙腺は崩壊MAX・・・
そのシーンは
今でも覚えています。
ネットで見ると
ありました・・・。
すごいね〜。嬉しい。
もしかしたら
33年前なので
美化されているかもしれませんが
第33候に33年前の事を思い出すなんて!!
https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010336_00000