見慣れた色が違っていると違和感があります。でも、それにはちゃんとした理由があります。

2019年5月12日

【TODAY’S POINT】
お店の開店や、リニューアルをするなら
コンセプトをイメージとしっくりさせましょう。

 

旅行や出張などで、いつもと違う風景に出会えるのは
旅の醍醐味でもあります。

そんな時
いつも見ているものの色が違うだけで
妙な違和感を覚えたことはありませんか?

「いつも見ている」とは
意識的に見ている訳ではなく
日常生活の中にある風景です。

 

私は北陸新幹線の長野~金沢間が開通したH27年
見学を兼ねて富山に行きました。

その時、富山駅で見たJR西日本の青い文字を見て驚きました。
「何?これ?・・何?この色?」

だって
私の中でJRのマークはグリーンなのですから。

 

今から32年前の昭和62
それまでの「国鉄」を「JR」として
6つの地域別の「旅客鉄道会社」に分割し民営化されました。

そして、それぞれの旅客鉄道会社に
マークやコーポレートカラーが決められました。

 

JRマークのコンセプト
高速走行時の視認性も考慮され、
太くて横に広がるシンプルな一筆書き(レールは繋がっている)の
形状には、スピード感が込められています。

 

 

JRロゴの色には意味があります

JR北海道  ライトグリーン
真白な雪の大地から一斉に芽生え、やがて野山を彩る柔らかな色。
新会社のさわやかで伸びやかなイメージを表現しています。

 

 

 

 

 

 

 

JR東日本   グリーン
東北、信越、関東の豊かな緑色。
力強く発展していく新会社の未来をシンボライズしています。

 

 

 

 

 

 

 

JR東海   オレンジ
かぎりなく広がる東海の海と空の彼方を染める夜明けの色。
新鮮で潑剌としたオレンジように、フレッシュな新会社を表しています。

 

 

JR西日本  ブルー
日本の文化と歴史に彩られた地域に相応しい色とされ
地域に密着した会社を表しています。
また豊かな海と湖を象徴するカラーでもあります。

 

 

JR四国  ライトブルー
太平洋の青さより、さらに鮮やかなブルー。
「青い国・四国」で知られる澄みきった空のブルーとして
新会社のフレッシュさを表しています。

 

 

JR九州  レッド
南の明るい太陽の国には、燃える熱意の色「赤」が
相応しいとされました。
全力で明るくスタートダッシュを切る新会社の意欲的な
姿勢を表現しています。

 

 

なるほど。
たしかに、JRロゴのカラーには
深〜い意味があり、納得しました。
意味がわかると見方も変わります。

ブルーのイメージとしっくりくる
JR西日本の富山と金沢で
日本の文化と歴史を堪能することができました。

 

【まとめ】
お店の開店や、リニューアルをするなら
コンセプトをイメージとしっくりさせましょう。

そのためにまずは、
コンセプトをイメージとしっくりさせましょう。
そのためには、まずは見た目。お店の外観です。
マークやロゴをつくりましょう。
お店の外観を整えましょう。
イメージを形にしましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今日もしあわせな一日でありますように。

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